AlteryxからZendeskにチケットを起票する

AlteryxからZendeskにチケットを起票する

Clock Icon2021.02.05

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こんにちは、スズです。

ZendeskにはAPIが用意されており、Zendeskのチケットやユーザーの作成をAPI経由で行うことができます。

当ブログでもZendesk APIについていくつかエントリがあります。その中で、下記のエントリではZendesk APIを使ったチケットの作成を試しています。

本エントリでは、上記エントリを参考に、Zendesk APIを使ってAlteryxからZendeskにチケットを起票してみました。

環境

本エントリの執筆に使用した環境は以下の通りです。

  • Alteryx Designer 2020.2
  • Windows 10 Pro

また、Zendeskはサンドボックスを使用しています。

事前準備

Alteryxでチケットを起票するワークフローを作成する前に、Zendesk APIの発行とBase64でエンコードした認証情報を用意します。

Zendesk APIは管理者のアカウントを使って管理 > APIからAPIトークンを追加にて発行します。

Base64でエンコードした認証情報はAlteryxを使って用意します。手順は以下のエントリを参考にしました。

テキスト入力ツールで以下のデータを用意します。

Field1
<APIを発行したアカウントのメールアドレス>/token:<APIトークン>

Base64エンコーダーツールを接続、「Field1」列を対象にしてワークフローを実行すると、以下のように「Base64_encoded」という列が作成されます。

Field1 Base64_encoded
<APIを発行したアカウントのメールアドレス>/token:<APIトークン> <Base64でエンコードした認証情報>

これで認証情報の準備ができました。

チケットを起票するワークフローの作成

以下の内容をテキスト入力ツールで用意します。「URL」列にはチケットを起票するZendeskのURL、「Ticket」列には起票するチケットの内容を入力しています。

URL Ticket
https://<サブドメイン>.zendesk.com/api/v2/tickets.json {"ticket":{"requester":{"name":"テストユーザー", "email":"teketekete@testtest.com"},"subject":"困りました", "comment": { "body": "質問です。" }}}

テキスト入力ツールにダウンロードツールを接続して、各タブに設定します。

基本設定:

URLに「URL」列を指定します。

ヘッダー:

定数値を追加してContent-TypeAuthorizationを指定します。

定数値に追加した内容は以下の通りです。

名前
Content-Type application/json
Authorization Basic <Base64でエンコードされた認証情報>

ペイロード:

HTTPアクションPOSTフィールドからクエリ文字列/本文を取得するに「Ticket」列を指定します。

結果を確認します。「DownloadHeaders」列にHTTP/1.1 201 Createdと表示されていますので、投稿に成功したようです。

Zendeskでチケットを確認

Zendeskを見てみると、新規チケットが起票されていました。

さいごに

Zendesk APIを使ってAlteryxからZendeskにチケットを起票してみました。

参考

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